百日紅と柿の消毒

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このところの朝夕の庭の様子をうかがっていると、季節は確実に秋に向かって装いを新たにしているようだ。落葉する木々は身にまとっていた葉を落とし始めている。東の方にある百日紅の木もそうだが、これから紅葉シーズンになるとその小さな葉を赤くしようと一生懸命に頑張っている様子などはほほえましくなってしまう。

 

とはいえ今年の百日紅は厄年のようで、晩夏に咲いたピンクの花も心なしかわびしい感じがしていた。それというのもこの百日紅にはカイガラムシと煤のような黒いものが付いてしまうのが恒例のようになっていた。ところが今年はその兆候が顕著になって、あたり一面の木々を黒く覆ってしまっていた。

 

そうなるとここから5メートルしか離れていないところにある柿の木は、その被害をまともに受けてしまったようだ。柿も消毒はしていたのだが、その葉は黒い丸い印が刻まれていてみるからに痛いたそうになっていた。そうでなくても今年の夏の日照りによると思われる影響から柿の出来が悪く、実はいつものように沢山ついたのだが、虫に食われたわけでもないのに、熟したようになってぽたぽた落ちてしまう。

 

これから冬を迎えると庭木の消毒をするのだが、今年はいつもやってきた石灰硫黄溶剤による噴霧を念入りにやらなくてはならないのかもしれない。特に百日紅は枝を落としてから噴霧しているが、木肌が黄色くなって濡れているように噴霧していたが、それでも真っ黒い煤のようなものがたくさん発生したので、噴霧の濃度を濃くするか、刷毛で塗るようにしようかと考えているところです。